お魚大辞典
【ブリ】       代表的な出世魚

       ツバス⇒ハマチ⇒メジロ⇒ブリ
       ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・ビタミンE・良質のたんぱく質と脂質  
       栄養の宝庫。脂の中にはEPAとDHAが多く含まれ脳の活性化を促
       
 お刺身・塩焼き・照り焼き・ぶり大根・粕汁 等

【鯛】        日本のお祝いにかかせない魚
  
       鯛は日本古来から福を招くとされ、祝い事の際の神仏へ供えられたり
       返礼に用いられた。これとは逆にイワシやオコゼは、その姿や生臭さ
       から厄除け『節分』などに使われている。これぞ日本の食文化。
       
お刺身・塩焼き・鯛めし 等

【ホタテ貝】    ダイエットのたんぱく源に
 
       和食でも中華でも好まれるホタテ貝は高たんぱくで、ビタミンB2を
       多く含むため、脂質や炭水化物をエネルギーに変化させる。
       又タウリンにはコレステロールの低下や血圧を正常に保つ作用もある
       お刺身・酢の物・酒蒸し・バター焼き 等
       
【かつお】     初ガツオに戻りガツオ

       初ガツオは4〜6月が旬。7〜9月に三陸沖で獲れる戻りガツオは
       脂がのり、これまた絶品。カツオには疲労回復に役立つビタミンB1や
       鉄分が豊富。栄養は血合い部分に集中しているので残さず食べて。
       お刺身・たたき 等
     
【ミナミ鮪】     お寿司屋さんに大人気

       ミナミ半球の太平洋・インド洋・大西洋に分布。遠洋鮪船で−50℃に
       捕獲後すぐに急速凍結するため鮮度を保っている。脂(トロ)も多く
       黒鮪より価格も手ごろなため需要が急増。鮪はDHA含有料NO.1
       お刺身・寿司ねた 等

【キハダ鮪】    体側に黄色味があるから黄肌

       体側は黄色味があるが、身は透明感のある鮮やかな赤色。くせがなく
       一般的に好まれる。太平洋・インド洋・大西洋の暖海や熱帯海域に
       広く分布し1年中手に入るが夏が食べごろ。もちろん栄養も満点。
       お刺身・寿司ねた・カルパッチョ 等


【鮭】         料理も栄養も万能

       11月11日は鮭の日。魚ヘンに圭で鮭。十一・十一の組合せで制定。
       鮭は消化を助けるビタミン群をすべて含んでいる。また加工しても鮭は
       栄養が損なわれません。皮膚が銀色に光っているものが良い。
       塩焼き・鮭寿司・お茶漬け 等

【毛かに】      甲羅から脚の先まで生えているのが名前の由来
       
       樺太・千島列島・北日本・朝鮮半島に分布している。冬が旬。
       雌よりも雄の方が美味しい。北海道など、お土産物でよく見かけるが
       身がずっしりと重いものを選ぶと良い。
       蒸しガニ・酢の物 等
       
【イカ】        ワタや墨にも栄養がいっぱい

       スルメイカ・モン甲イカ・アオリイカ・剣イカ・ヤリイカ・ホタルイカ 等 
       種類がとても多い。低脂肪、低カロリー、高たんぱく、また料理法も
       多く、最近人気のイカ墨はガンに有効というリゾチームが含まれる。
       お刺身・天ぷら・炒め物・煮物・イカ墨パスタ 等

【ズワイガニ】    
寿命はなんと13〜15年

       
日本海沿岸・アラスカ沿岸・ベーリング海から樺太、朝鮮海峡に分布
       新鮮なものはお刺身で。カニを 蒸す時には、脚を片方ずつ輪ゴムで
       結び甲羅を下にしてカニ味噌が流れないようにする。
       お刺身・蒸しガニ・焼きガニ・鍋・ 等